シーズンオフを利用し日本に一時帰国していたドジャースの大谷翔平(29)。その際、米国大使館を訪問した大谷に、ラーム・エマニュエル米国大使から粋なプレゼントが贈られた。それは、大谷の愛犬「デコピン」用の特製ビザだ。デコピンは去年の11月に大谷が自身2度目のア・リーグMVPを受賞した際、大谷の横で共に喜びを分かち合い、ドジャース入団会見の際に記者からの質問により大谷の愛犬であり「デコピン」という名前が判明し話題となった。

その「デコピン」を始め、大谷のチームメートとなったドジャースの山本由伸(25)も愛犬「みかん」をMLB公式SNSでお披露目するなど、スポーツ選手の愛犬への注目度は増すばかりだ。その流れはサッカー界にも広がり、去年J1で初優勝を果たしたヴィッセル神戸が10日、新シーズンに向けた新体制を発表。所属選手の新たな背番号も発表され、元日本代表で神戸在籍6年目を迎える山口蛍(33)は去年まで5年間つけていた背番号を「5」から「96」に変更した。この「96」という数字は、去年から変更しようと考えていたほど山口にとって強いこだわりがある。愛犬の名前である「クロ」にちなんだものだからだ。愛犬家として知られる山口は、自身のものとは別に専用のインスタグラムを開設するほど「クロ」を溺愛。自身のインスタグラムでも新背番号を発表し、「今年から96番に変更しました!理由は言わなくてもわかるとは思いますが(クロを)背負って闘います!」と新シーズンへの誓いを立てていた。