新型コロナウイルスの感染が急拡大していることについて、北九州市の北橋市長は「医療現場への負荷が高まるおそれがある」と警戒感を示しました。

北九州市 北橋健治市長「今月に入って急速に増加しているわけでありますが、今年の1月からの第6波と同様に急拡大の傾向にあります」

12日、福岡県の新型コロナの新規陽性者は4295人に上り、約5か月ぶりに4000人を超えました。

北九州市の北橋市長は「来週から夏休みが始まり、さらに感染が拡大するおそれがある」として、市民に対して基本的な感染対策の徹底とワクチンの接種を呼びかけました。

北九州市では若年層へのワクチン接種を進めるため、今月16日から金曜と土曜日の夜に10代と20代限定で、ファイザー社製ワクチンの接種会場を市内2か所に設置します。

事前予約なしでも接種が可能で、市は「仕事帰りや学校帰りなどで接種してほしい」と呼びかけています。