台湾総統選から一夜明け、当選した与党の頼清徳氏が、日本の国会議員らと面会しました。一方、頼氏を「独立勢力」とみなす中国政府は当選に強く反発しています。
きのう、台湾総統選で勝利した与党・民進党の頼清徳氏。
けさ、面会したのは、日本の台湾に対する窓口機関「日本台湾交流協会」の幹部や、国会議員団です。
民進党 頼清徳氏
「皆さんは今回台湾に来て、共に盛況な総統選、立法委員選挙に立ち会われました。皆さんが来られたことは台湾と日本の深い友情を浮き彫りにします」
面会を終え日本側は。
日華議員懇談会会長 古屋圭司衆院議員
「非常にいい話がざっくばらんに出来ました。期待しています」
総統選の勝利の一方で、民進党は国会議員にあたる立法委員の選挙で過半数を割り、野党・国民党の議席数が上回る「ねじれ」の状態になります。
厳しい政権運営が予想されますが、市民の受け止めは。
「頼清徳氏の民進党が、引き続き政権を握るのもいいことだし、議会では国民党が議席を増やしたので、民進党を制御できます」
中国と距離を置く頼氏の勝利に、中国側は反発しています。
国務院台湾事務弁公室 陳斌華報道官
「主流な民意を代表することはできない」
中国政府は談話でこう強調し、台湾統一に向けた姿勢を改めて示しました。
中国のSNSでは。
「祖国を統一し、台湾を解放せよ」
選挙結果に反発する投稿が目立ち、「台湾は中国の一部だ」とするコメントが一時、検索ランキングのトップに。頼氏を支持する意見などは削除されている可能性があります。
また、日本の上川外務大臣が頼氏に祝意を示したことに対しても日本にある中国大使館が抗議したということです。
一方、アメリカのブリンケン国務長官は談話で頼氏の勝利を祝うとともに、「民主制と選挙プロセスの強固さを改めて示した台湾の皆さまにもお祝いを申し上げたい」と表明。
そのうえでアメリカの「一つの中国」政策は変わらないとの姿勢も強調しました。バイデン大統領は。
アメリカ バイデン大統領
「我々は台湾の独立を支持しない」
報道陣からの質問に対し、こう述べるにとどめています。
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