今月、東京・上野公園で開催された「牡蠣フェス」で、牡蠣を食べた34人が、体調不良を訴えていることがわかりました。牡蠣の加熱不足が原因で食中毒が起きたとみられ、実際に牡蠣を食べた男性は取材に対し「熱さを感じなかった」と話しました。
“牡蠣のバター醤油”加熱不足か

冬の味覚の代名詞と言われる牡蠣。12日夜、東京・中央区のオイスターバー「月島オイスター倶楽部」では…
客
「おいしいです。海外に住んでいますが、日本にいるときはいっぱい食べます。あさってまた海外に戻るので食べ納め。(Q. 日本に帰ってくるたびに牡蠣を?)そうですね、特に冬は」
この牡蠣をめぐってある問題が…

1月6日から3日間にわたって上野公園で開催された「牡蠣フェス」。イベントでは様々な牡蠣料理が提供されましたが、ここで牡蠣を食べた人たちが、相次いで体調不良を訴えていることがわかりました。
SNSの投稿
「牡蠣フェスに行ったのですが、早朝から体調不良で病院を受診したところノロウイルスでした!」
SNS上には「牡蠣グラタンとバター醤油焼きしか食ってないのにノロウイルスに感染」、「吐き気と下痢でダウンしてたんだけど、牡蠣フェスが原因だったぽい」といった、同様の訴えが相次ぎました。
牡蠣フェスの実行委員会によりますと、これまで(1月13日放送時点)にイベントを訪れた34人が体調不良を訴えているということです。

実行委員会はお詫びのコメントを発表。原因は「調査中」としつつ、「『牡蠣のバター醤油』のブースで加熱不足による食中毒が発生したと思われる」などと説明しています。
実際に「牡蠣のバター醤油」を食べ、2日後にノロウイルスと診断された男性は…

ノロウイルスの診断を受けた男性
「食べた際に熱さを感じなかった。いずれの屋台も長蛇の列ができており、加熱を含めた衛生管理に細心の注意が払われていたかは疑問です」














