また、試験当日は「朝ご飯」も重要です。松山東雲短期大学の講師で、管理栄養士の曽我郁恵さんに聞きました。

集中力を高めるために、朝は「ブドウ糖」と「ビタミンB」を摂取すると良いそうです。具体的なメニューで見ると、ご飯、豚肉、鮭、納豆、豆腐、バナナ、乳製品などがおすすめとのことでした。ご飯は消化に時間がかかるので、試験開始の2~3時間前に食べるのが良いそうです。

そして、ゲン担ぎの定番と言えば「かつ丼」ですが、かつ丼はブドウ糖が摂れる「ごはん」ビタミンBを含む「豚肉」、ビタミンBの吸収を助ける「タマネギ」を使っているので、栄養素としては良いのですが、油で揚げているため消化が悪く、注意が必要だそうです。いずれにしても、朝ご飯をしっかり食べて脳にエネルギーを蓄えることが大切ということでした。
万全の態勢で、みなさんが普段通りの力を発揮できるといいですね。