能登半島地震で断水となった被災地で給水活動をした甲府市の職員が、危険と隣り合わせだった活動を報告し、水を備えることの大切さを訴えました。

甲府市上下水道局の職員2人は4日から8日まで断水となった富山県高岡市や石川県輪島市などで住民らに飲料水を届ける作業にあたり、12日樋口雄一市長に活動を報告しました。

被災地で給水活動をした甲府市上下水道局 渡辺洋司 業務総室長:
少しでも一滴でも多く水を置いて行ってもらいたいという要望があったので、できる限り置いてきました。

特に全域で断水している輪島市での活動は困難を極め、約120km離れた金沢市内で水を汲んで向かったことや、至る所で道路が陥没し片道約6時間かけて移動したことなどを報告しました。

また避難所では水を「生活用水」としても確保しておきたいという要望がありましたが…

渡辺洋司 業務総室長:
水を入れる容器が無い。空き缶、ペットボトルを回収する大きなボックスがあったので、その中に飲料水としては使えないが生活用水としては使えるので、そういったものにも水を入れて置いてきた。

水を備えることの大切さを痛感したといいます。

渡辺洋司 業務総室長:
飲料水、生活用水の確保、日頃からの備蓄をぜひ心掛けてほしい。

甲府市は現在別の班が輪島市で給水支援を行っていて、長期的に支援することにしています。