約2日間休みなく祈り続ける伝統行事です。岡山市北区の金山寺で会陽の行事の一部である「温座」が始まりました。

岡山市北区の金山寺で始まった「温座」です。

来月3日の金山寺会陽を前に、宝木に祈りを込める儀式です。

約1300年前に始まり、明治に入るとともに途絶えていましたが、経済団体の協力などを得て2020年に復活しました。

「温座」は1年間の国家の安泰などを祈るものですが、今年は能登半島地震からの復興も願います。

(金山寺 岸本賢信 住職)「早く地震が収まるように、それから『被災者の方が一刻も早く気持ちを持ち直していただいて、復興に向けて頑張っていただけますように』と祈りを込めている」

「温座」は13日夜まで行われ、僧侶4人が交代で祈祷を続けるということです。