市民オンブズ香川は、高松市議会が今月(1月)予定をしている海外視察を中止して、その財源を能登半島地震の被災地支援に充てることを求める要望書を提出しました。

市民オンブズ香川の太田代表ら4人が高松市議会を訪れ、議会事務局長に要望書を手渡しました。高松市議会では、自由民主党議員会の9人が、今月21日から6泊7日の予定で台湾とシンガポールを視察する予定です。

要望書では「海外との情報のやり取りは現地に行かなくてもできる」として視察を中止し、費用の約430万円を被災地支援などに使うよう求めています。

(市民オンブズ香川 太田安由美 代表)「能登の地震で被害にあわれた方のためにしっかりと私たちの税金が使われるべきだと、中止という決断をしてほしいなと思います」

要望書は今後議長に渡され、対応が検討されることになります。