ニューヨーク・タイムズ「今年行くべき場所」に選出された追い風を生かします。

観光地として一躍、脚光を浴びることになった山口市の魅力を国内外に発信してもらおうと、研修を受けた留学生が市の観光大使を委嘱されました。

観光大使となったのは中国やラオスなどからの留学生28人で伊藤和貴市長から委嘱状が手渡されました。

留学生はこれまで着物の着付け体験や国宝・瑠璃光寺五重塔の見学など市の観光について研修を受けてきました。中国出身の留学生
「自然が豊かで優しい山口市と海外の懸け橋になりたいです」

インドネシア出身の留学生
「山口市はまだまだ観光地としては知られていないが、美しいところがある。たくさんの人に来てもらい、山口を楽しんで欲しい」

山口市は10日、アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズが発表した「2024年に行くべき52か所」に選ばれました。インバウンド増加への期待が高まっています。

伊藤和貴山口市長は
「観光地としての山口市に、これからまだ磨きをかけていく必要があるなと逆に思いました。(評価された)西の京ならではの街のたたずまいであるとか、食文化であるとか、あるいは街なかの湯田温泉のあり方とか、そのままの山口市をどういうふうに楽しんで頂けるか、そこが1番大事だろうと思っています」

留学生はこれから3年間、SNSなどで市内の観光地や食の魅力を発信します。