大分県の陸上自衛隊玖珠駐屯地で20歳の隊員たちが力をあわせて、重量が44トンの戦車との綱引きに挑みました。

玖珠駐屯地では毎年「二十歳のつどい」の恒例イベントとして隊員と戦車の綱引きを実施しています。今年の式典に参加した21人に対して、戦車の重量は44トン。最初は微動だにしませんでしたが、先輩隊員たちがどんどん加勢しおよそ50人で力を合わせると戦車を動かすことに成功しました。

(陸上自衛隊 玖珠駐屯地・加来陸斗3等陸曹)「やりきった感があります。自分の同期も石川で被災してしまったので、災害派遣があれば国民の力になれるようにがんばっていきたい」

11日は女性隊員の働きやすい環境を整備するため、警察や消防などの外部機関と意見交換する交流会も開催されました。参加者は職場や日常生活の悩みを共有したり、戦車に試乗したりして交流を深めていました。