「野菜嫌いな人でもこれなら食べられる」。静岡県民に望ましい食生活を送ってもらおうと、プロが連携して開発した弁当が販売されることになり、関係者向けの試食会が開かれました。この弁当には、ある仕掛けが込められているんだそうです。
若鶏の粕漬けに、れんこんのはさみ揚げ、赤、黄、緑と見た目から食欲をそそる彩り豊かなお弁当です。
<杉本真子キャスター>
「真っ黒なひじきがたくさん入っている!いただきます。お肉が入っていないみたいですけど、これだけひじきが入っていると満足感がありますね」
静岡県は、栄養バランスのとれた食事につながるおかずを「しずおか健幸(けんこう)惣菜」として定めています。今回、この取り組みに賛同した総菜チェーンの「天神屋」は働き盛りの世代や健康に無関心な人をターゲットに弁当を販売することになり、試作品を、関係者にお披露目しました。
<天神屋商品企画部 中山一仁課長>
「生野菜を入れれば簡単なんですけど、生野菜というよりは味付けのあるものでいきたい」
今回のお弁当には野菜を多く食べてもらうための工夫が凝らされています。
静岡県の健康寿命は、男性が73.45歳、女性が76.58歳と男女ともに全国5位と上位にいるものの、野菜の摂取量が少なく、食塩の摂取量が多いことが課題とされています。
<静岡社会健康医学大学院大学 溝田友里准教授>
「野菜がゴロっと入っていると、ついつい避けてしまうということもあるんですけど、こっそり使っていただくことで野菜が苦手な方でもついつい食べたくなってしまう」
行動経済学が専門の溝田教授のアドバイスを基に、見た目の野菜感を減らしできるだけ多くの人に野菜を食べてもらおうという狙いが込められています。
<静岡県健康増進課 内藤慶子さん>
「ちょうどいい塩分の食事がとれる環境が整うことで、だんだん食塩が多くなくてもおいしいと感じていただける方が増えるといいなと思います」
プロが連携し初めて開発された弁当は2月中旬から、静岡県内の天神屋で販売されます。
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