10日、求人検索用のパソコンが壊される被害にあった長野市のハローワークは、11日も通常通りの窓口業務を行いました。

長野市中御所(なかごしょ)のハローワーク長野では、10日午後3時半ごろ、市内の就労施設作業員の男に、金づちでパソコン14台を壊されました。

このうち13台は求人検索用のパソコンで、モニター画面が割られました。

居合わせた利用者と職員あわせて50人余りにけがはなく、ハローワーク長野は11日朝から通常業務を再開しています。

パソコンが並ぶ一角は閉鎖されていますが、Wi―Fiと個人のスマートフォンを利用して同様の求人検索が可能で、窓口で職員が調べることもできるということです。

ハローワークによりますと、器物損壊の疑いで10日に現行犯逮捕された男は、過去に職探しのために氏名を登録したり、窓口を利用したりしたことはないということです。