大規模な災害が発生した際、被災した住民への手厚い支援はもちろんですが、家庭で飼っているペットの避難を確保することも重要な課題となっています。輪島市にはペットと同伴できる避難所が開設されています。
JNN取材団・小口理仁 記者「こちらの教室ではペットの同伴が可能です。犬や猫も一緒に避難生活を送っています」

ほとんどの避難所ではペットの同伴が禁止される中、輪島高校に設けられた避難所では、ひとつの教室をペット同伴の専用部屋としました。ここでは、5世帯で飼っている犬4匹、ネコ5匹と共に住民が避難生活を送っています。
女性避難者「2007年の地震の時は避難所には入れなかった」
男性避難者「一緒にいられるだけラッキー」
女性避難者「本当にここにいて良かったなという感じで生活している」

しかし、「うるさい」「不衛生」などの理由で多くの避難所では受け入れを断られ、車での避難生活を余儀なくされる人がほとんどです。