沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設をめぐり、沖縄防衛局が軟弱地盤がある大浦湾側での工事に着手したことを受けて岸田総理は「政府として一日も早い普天間飛行場の全面返還に向けて努力を続けていかなければいけないと考えている」と語りました。

また、政府は工事期間を9年3か月と見込んでいますが、岸田総理は「この工程に従って工事を進めるべく全力で取り組んでいきたい」と強調しました。

地元の反発に対しては「これまでもさまざまな機会を通じて説明を行ってきた。これからも丁寧な説明を行っていきたい」としています。

総理官邸で記者団の質問に答えました。