富山湾の沿岸部を中心に地面の隆起やひび割れなど液状化による被害が大きい富山県射水市。地震後初めての会見で、夏野市長は。

射水市 夏野市長:「射水市内はもともと土地が低いということもありまして、ほぼ全域液状化のリスクが高いエリアと認識しておりましたけども、その危険度、大きな影響を実感した」

市内の避難所は、9日にすべて閉鎖し、自宅に住むことができない4世帯10人が市営住宅に移動。また、珠洲や輪島などから10世帯20人が市内の親せきの家などに身を寄せているということです。

水産業への被害も深刻で、操業できる船が一隻だけでとなっています。漁獲量の減少が懸念されるベニズワイガニについては…。

射水市 夏野市長:「まさにこれから旬を迎える状況の中での今回の打撃ですから。カニについては射水市のふるさと納税の返礼品の中でも人気の品物だけれどもこういう状況なので受け付けることができないのも大きな影響です」

夏野市長は、漁業者への必要な支援を検討したいとしています。