代執行による工事が始まったことについて玉城知事は「丁寧な説明とは到底真逆の極めて乱暴な対応」だとして政府を批判しました。

玉城知事
「沖縄県がこれまで再三求めてきた、真摯な対話に応じることなく、工事の着手が強行されたことは『丁寧な説明』とは到底真逆の、極めて乱暴・粗雑な対応がなされたものと申し上げざるを得ません」
会見で玉城知事は「林官房長官や木原防衛大臣と、一度たりとも面会の機会をいただいていない」などとして、政府の対応を批判しました。
そのうえで、丁寧な説明を行うというのであれば、政府から沖縄県に対して積極的に面会を求めてほしいと述べました。

また、代執行からおよそ2週間で着工に至ったことについてはー
玉城知事
「畳みかけるように工事を進めることで、諦め感をかもしだそうというようなお考えであれば、それは大きな間違いだと言わざるを得ないと思います。たとえ事務的な手続きは進んでも、多くの県民は辺野古の新基地建設に反対だと言う民意を明確に示しています」