能登半島地震は、発生からきょう(10日)で10日目です。被災地を支援するため、岡山市と倉敷市は新たに職員を派遣することになりました。

岡山市役所で行われた壮行式です。

岡山市ではあす(11日)から当面の間、石川県の志賀町役場に20人、小松市役所に4人の職員を派遣します。それぞれで、在宅避難者の把握や下水道施設の調査など、現地のニーズに応じながら災害対応業務の補助を行うことにしています。

(岡山市農林水産課 水岡克也さん)
「現場の状況は刻一刻と変わると聞いていますので、その時点その時点でできることを最大限やっていきたい」

一方倉敷市は、きょう保健所の保健師ら5人を、石川県珠洲市に派遣しました。

避難所で被災者の健康状態の確認や心のケアなどを行う予定で、29日まで支援を続けることが決まっています。