沖縄市出身の映画監督、平一紘さん。地元コザを舞台にした映画ミラクルシティコザの監督を務めた平さんは、今有名監督と共に、再びコザを舞台にした映画作りに取り組んでいます。沖縄で映画作りを続ける平さんに、その思いを聞きました。

堤幸彦監督と共に監督を務める、平一紘とは

先月開かれた映画の制作発表会。仲間由紀恵さんが主演を務め、全編、沖縄で撮影されました。監督を務めるのは、テレビドラマ「スペック」シリーズなど数々の人気作品で知られる堤幸彦監督と県出身の平一紘さんです。

沖野キャスター「まさか、あの堤幸彦さんと沖縄で映画っていうことですよね」
平監督「しかも仲間由紀恵さんが主演なんですよ。ヤバいですよ、もう」

去年で映画の撮影を終え、今は編集作業に取り掛かっているという平さん。代表作「ミラクルシティコザ」の舞台になったカフェで話を伺いました。

沖野キャスター「ここに来るとどんな気持ちになりますか?」
平監督「いやー、まあ現場だなっていう(笑)」

幼少期から映画を見ることが好きだった平さんは、大学生の時、自ら映画制作チームを立ち上げ、自主制作を始めます。しかし大学卒業後の就職先に選んだのは、少し意外な職業でした。