最大震度7を観測した能登半島地震の救助活動などにあたる長野県の緊急消防援助隊が10日未明、被災地に向け出発しました。

緊急消防援助隊長野県大隊は能登半島地震の発生に伴って消防庁長官の指示を受け、長野市や松本広域など県内13の消防本部で編成されました。


援助隊に参加する161人は10日午前3時半、信濃町の上信越道・黒姫野尻湖(くろひめのじりこ)パーキングエリアで結隊式に臨んだあと、活動する石川県珠洲市に向け出発しました。


1日に発生した能登半島地震では長野県内から、消防のほかにも、医療では延べ155人のDMAT=災害派遣医療チームが支援に当たっているほか、要請を受けた民間の災害ボランティアも重機を使った救援活動を行っています。