多様性を尊重する社会に向けて課題となっている無意識の思い込み「アンコンシャスバイアス」をテーマにしたパネル展が大分市で開かれています。

アンコンシャスバイアスとは性別や年齢などで物事を捉える「無意識の思い込み」のことです。 こうした偏見を解消しようと県がパネル展を開催し、会場では性別による固定的な役割分担に関する10の事例を展示しています。

子育てをテーマにしたパネルでは「男の子なんだから泣かないの」と注意した母親が、自身で気づかないうちに固定観念を押しつけていた経験を紹介しています。

(県消費生活男女共同参画プラザ・中野実夢さん)「知らず知らずのうちに思い込んでいるアンコンシャスバイアスについて気付くきっかけとなっていただければ幸いです」

このパネル展は19日まで大分市のコンパルホールで開かれています。