軍需工場を視察した北朝鮮の金正恩総書記が、韓国を「最も敵対的な国家」とした上で、「戦争を避ける考えは全くない」との認識を示しました。
けさの北朝鮮メディアは、金正恩総書記が8日と9日に、朝鮮労働党の幹部らとともに重要軍需工場を視察したと伝えました。
その際に、金総書記は、韓国を「最も敵対的な国家だと規定すべき歴史的な時期が到来した」と述べ、「主な敵」と断定したとのことです。
また、「戦争を避ける考えは全くない」とし、「戦争準備態勢」を万全にするよう指示しました。
金総書記は、去年の年末に行われた党中央委員会総会で、韓国を平和的な統一の相手と見なさないと宣言していました。今回の発言について、韓国メディアは、金総書記が2021年に「我々の主な敵は戦争そのもの」としていたことを挙げ、「北朝鮮が韓国を“主な敵”と断定するのは異例」だと伝えています。
一方、北朝鮮メディアの報道を受け、韓国で北朝鮮政策を担当する統一省は、「韓国が抑止力を強化していることを恐れ、焦っているのを間接的に証明するものだ」と指摘。「北朝鮮の体制に対する住民の不満を外部にそらし、韓国社会を揺さぶろうとする旧態依然とした戦術にすぎない」と非難しました。
北朝鮮は今年に入り、軍事合意で緩衝区域となっていた韓国の延坪島近くで砲撃を繰り返し、韓国軍も緩衝区域での射撃訓練を再開すると表明していて、南北間の緊張が高まっています。
注目の記事
【京都男児遺棄】「大規模捜索から流れ変わった」スマホなどの位置情報で“スピード逮捕”か 安達結希さん行方不明から1か月…最前線で取材続ける記者が振り返る 真偽不明の情報錯綜も【解説】

JAXAの「革新的衛星技術実証4号機」 打ち上げ成功 8機の小型衛星を軌道投入

今どきの中学生は、修学旅行でどこに行っているの? 98.5%は〇〇方面へ 多彩な体験も 岩手

「この世のものとは思えない冷たさ。何度もあの手の感触を思い出す」アルバイト先の元同僚に殺害された17歳の娘 前編【2015年 江戸川女子高生殺害事件】

【災害担当記者が解説】「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表 私たちは何をすべき? きっかけは東日本大震災の2日前の地震だった

飲み会翌日は「先輩が立ったら立つ!?」暗黙ルールの数々…堅苦しい?必要不可欠?!ビジネスマナーに洗礼を受ける新入社員のホンネ









