岸田総理は、能登半島地震の被災地視察について、早ければ今週末の13日に行う方向で調整に入りました。

複数の政府関係者によりますと、岸田総理は早ければ今週末の13日にも、被害の大きい石川県内の輪島市と珠洲市の避難所や、県の対策本部などを訪れる方向で調整しているということです。

視察を通じて被害状況を確認し、被災者や自治体の要望を聞くことにしています。

ただ、天候や、現地の状況を見極めたうえで判断することにしていて、13日は悪天候が予想されることから、翌日以降にずれ込む可能性もあります。

岸田総理はこれまで、被災地の視察について「できるだけ早いタイミングで足を運んでいきたい」と話す一方で、「現地の状況をしっかり把握したうえで、適切な時期を考える」としていました。