被災地の医療機関が停電や断水、医薬品の不足などでひっ迫する中、出産を控える妊婦を金沢の医療機関に搬送する取り組みが始まっています。

今月2日、被災地の病院で生まれた新たな命。七尾市の恵寿総合病院ではきのうの時点で7人の妊婦が出産を控えています。

しかし、この先、悪天候による道路事情の悪化や医薬品の不足に備えて、他の医療施設での診療などを希望する妊婦が金沢市内の医療機関へ搬送されました。

災害時に援護が必要な妊婦の情報を医療機関で共有して、妊婦の受け入れ先の病院を決め、DMATが搬送を担いました。