自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金事件で、姿を現さないまま逮捕された池田佳隆衆院議員。事務所が家宅捜索を受ける前に、メールなどのデータを消去していたことが分かりました。
記者
「東京地検特捜部の係官らが、赤坂議員宿舎に家宅捜索に入ります」
事務所などへの家宅捜索から10日あまり、きのう、東京地検特捜部に逮捕された安倍派所属の衆院議員、池田佳隆容疑者。
池田佳隆 衆議院議員(2017年当時)
「最後の最後まで皆さまとともに勝利を目指して、最後まで頑張って参る所存です」
“安倍チルドレン”として初当選を果たし、文部科学副大臣などを歴任してきた池田容疑者は、おととしまでの5年間で安倍派から総額およそ4800万円のキックバックを受けたにもかかわらず、収支報告書に収入として記載せず、ウソの記入をした疑いが持たれています。
きのう、自民党を除名処分となりましたが、裏金疑惑が浮上して以降、“雲隠れ”を続けたことに身内からも厳しい声が。
自民党 丹羽秀樹 愛知県連会長
「これまでも姿を見せずに説明されなかったことは、国会議員としてあるまじき行為」
その後、関係者への取材で、池田容疑者の事務所では家宅捜索の前、メールなどのデータが消去されていたことが新たに分かりました。証拠隠滅が図られた可能性もあります。
池田佳隆 衆議院議員(2016年当時)
「教育で大切なことは、日本人が長年培ってきた道徳的価値観を教えること、自立した個人として健全な自主性を育むことであります。小学校低学年から、ウソをついてはいけません、人の物を盗んではいけません」
以前、国会で道徳について、こう発言していた池田容疑者。今回の逮捕を受けて、地元の有権者は…
池田容疑者・選挙区の有権者
「(議員)辞職をしていただいて、正直に言っていただければいいかなと思うんですけど。ウソをつくのはよくないことなので」
「恥ずかしいですよね。もう資格はないと思いますけどね、議員の資格はね」
この週末におこなったJNNの世論調査では、自民党の派閥をめぐる裏金事件について、90%の人が「問題がある」と回答しています。
自民党 麻生太郎 副総裁
「会計処理の問題、色々なご心配をおかけすることになり、派閥の話ではあるとはいえ、我々としては対応をきちんと改めていかねばならない」
また、特捜部は4000万円以上のキックバックを収支報告書に記載していなかった疑いがある、大野泰正参院議員と谷川弥一衆院議員についても、立件を検討している模様です。
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