山口県岩国市で、新春恒例の消防出初め式が8日あり、消防団員が防災への意識を新たにしました。
愛宕山ふくろう公園で行われた消防出初式には、市内の消防団や消防組合から約670人が出席しました。式に先立って、能登半島地震で亡くなった人たちに黙とうをささげました。
岩国市消防団の村中喜文・消防団長が「大きな地震や災害への対応が求められている今、消防団員が十分に職責を果たせる環境づくりが重要。消防の使命を肝に銘じ、職責の重要性をさらに自覚して、地域の住民の安全と郷土の繁栄のためいっそうの精進を」とあいさつしました。
式典のあと、各消防団と消防車両が行進し、訪れた人たちは様子をカメラに収めていました。岩国消防組合によりますと、去年、管内で発生した火災は82件で、5人が亡くなっています。
参加した団員たちは、防火や防災への意識を新たにしていました。














