能登半島地震は、発生から1週間が経ちました。被災地で大雪が心配されるなか、岡山・香川からの支援活動も続いています。

香川県からは、保健師2人と連絡員が、被災した金沢市に向けて出発しました。

石川県からの要請を受け派遣されるものです。

来月29日まで交代で、避難所での健康状態のチェックやメンタル面でのサポートを行います。

香川県庁で行われた出発式では、池田知事から「避難生活が長引く中、待ち望んでいる支援をお願いします」と激励を受けました。

(香川県長寿社会対策課 松本敬子保健師)
「慣れない避難生活が続いておりますので、少しでも前を向けるように寄り添いながら対応をして参りたいと思っております」

一方、輪島市に向けて岡山駅を出発したのは国際医療ボランティア団体・AMDAの佐藤拓史医師ら3人で、あす(9日)市内の避難所に入り仮設の診療所を設置します。

AMDAによる派遣はこれで3回目で、すでに被災地に入っているチームからの要望を受けて、不足しているインフルエンザや糖尿病などの薬を持参し被災者の診療にあたるということです。