高岡市の角田市長は5日、能登半島地震による被害の復旧や除雪経費に充てるため、一般会計補正予算5億円を専決処分しました。
5日朝の時点で市内の道路、15の路線が通行止めとなり、市民の足に影響が出ていることから、道路の復旧工事といった災害復旧などの事業費として5億円の補正予算を専決処分したと発表しました。
内訳は、通行止めとなっている道路・橋りょうなどの復旧や破損した護岸の補修に2億円を計上。残る3億円は除雪経費としています。財源は財政調整基金を取り崩します。市は陥没したアスファルトに土砂を入れるなどの応急工事を急ぎ、通行止めを優先して解消したい考えです。
また、倒壊したブロック塀の無償回収など市独自の支援策も発表しています。既に自己負担で片付けた場合は、市が補助することも検討しています。
高岡市・角田悠紀市長
「現状として大変いま厳しい状況にあると思っています。特に伏木の中心部の皆さんは伏木曳山祭りやけんか山など地域をあげて一丸となれるエリアだと信じています、復旧も住民と一緒に取り組んでいきたい」
また、市では今月13日・14日の2日間、高岡駅周辺や中心商店街で「第38回日本海高岡なべ祭り」が開催されることも決まっています。














