8日の成人の日を前に、「二十歳のつどい」が山梨県内各地で行われ、大人の仲間入りとなる新たな門出を祝いました。
約2000人が20歳を迎えた甲府市の会場では、艶やかな振り袖姿や、はかま姿に身を包んだ大勢の人たちが、友人らとの再会を喜びました。
式典では、1月1日に起きた能登半島地震で犠牲になった人たちに黙とうがささげられ、代表が20歳を迎えられたことの喜びと感謝を述べました。
代表 俵愛里さん:「能登半島地震が起こり、成人の日を予定通り迎えることができなかった仲間もいる中、無事にこの日を迎えられ、何気ない日常がかけがえのないものであると改めて感じました」
20歳を迎えた人:「両親に20年間育ててもらって ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。 と伝えたい」「大人としての自覚をもって、社会に貢献したい」「20歳になったので、友だちとお酒を飲みに行きたい」
民法の改正で、成人年齢が18歳に引き下げられたため、去年から多くの自治体が式典の名称を「成人式」から「二十歳のつどい」などに変更していて、7日は県内22の市町村で式典が行われました。
尚、今年度、県内で20歳を迎えた人は、前年度より28人減少し、過去最少の8760人となっています。














