能登半島地震の被災者のケアにあたるため、精神医療チーム「DPAT」が宮城県内から石川県に向け出発しました。

派遣されたのは、宮城県立精神医療センターの医師や看護師ら合わせて4人で出発式では県立病院機構や県の担当者が激励しました。「DPAT」は、災害時に精神科医療の提供や被災した人の心のケアにあたる医療チームで、4人は石川県七尾市の総合病院に入り被害状況を確認した後、避難所などで活動する予定です。

県立精神医療センター 角藤芳久院長:
「これだけの大災害で、心を病んでる方々もたくさんいるので、その方々に寄り添って少しでも力になれば」

4人は第1陣として1月13日まで派遣されます。宮城県のDPATの派遣は、熊本地震、台風19号に続きこれが3回目です。