文部科学省は被災地の大学受験生に対し、入学願書の提出期間の延期を含め、柔軟に対応するよう各国公立大学と私立大学に対し、通知したことを明らかにしました。

7日に開かれた石川県の災害対策本部会議で被災した市町から「通信環境が悪く大学受験を希望している生徒が入学願書の出願ができない配慮をしてほしい」との要望が出されました。

これに対し、文部科学省の担当者から6日夜、各大学に対し、「通信環境の問題や受験票の消失など様々な被災状況があるので、出願期間の延期含めて柔軟に対応するよう、通知した」と回答しました。

さらに、被災した市町からは受験会場の県内設置や会場までの交通費や宿泊費への補助なども求めました。