安倍元総理の銃撃事件で、逮捕された男が「銃撃の前日に宗教団体の施設に試し撃ちした」などと供述していることが分かりました。その渦中の宗教団体がきょう会見を開いています。
今月8日、奈良市で安倍元総理を銃撃し死亡させた山上徹也容疑者(41)。山上容疑者は事件の動機について、「母親が宗教団体に多額の寄付をして破産した」「その宗教団体に恨みがあり、団体と安倍元総理につながりがあると思った」などと供述しているということです。
山上容疑者の軽乗用車からは、銃痕がある木製の板などが押収され、試し撃ちをしたと話しているということです。さらに・・・
記者
「奈良市内にある宗教施設です。建物の壁には銃で撃たれたような痕が残っています」
新たに「安倍元総理を銃撃した前日の未明に宗教団体の施設に向けて試し撃ちした」などと供述していることがわかりました。実際、母親が入信する「世界平和統一家庭連合」=旧「統一教会」の奈良市内の施設付近には、銃で撃たれたような痕が複数残っているのが確認できます。
施設の近隣住民
「バーンというかパーンという乾いた音だった。(時間は)午前3時半~4時半の間やわ」
「私は飛び起きました、何の音って。息子が窓から見ていて、軽自動車が走り去る(音を聞いたと)」
また、山上容疑者は手製の銃について、「YouTubeで作り方を調べてネットで材料を買った」とも話しているということです。
そんな中、山上容疑者が恨みを募らせたという宗教団体が会見を開きました。
宗教法人世界平和統一家庭連合 田中富広会長
「母親は当法人の教会員であり、これまでも1か月に1回程度の頻度で協会の行事に参加していました。破綻をされていたということは知っております」
一方で、安倍元総理との関係については、旧統一教会と創設者が同じ団体が主催する行事にメッセージを寄せたことはあるが、直接的なつながりは無いとしています。
宗教法人世界平和統一家庭連合 田中富広会長
「私たちの友好団体が主催する行事に安倍元総理がメッセージを送られたことがございます。ただ宗教法人世界平和統一家庭連合の会員として安倍元総理が登録されたこともありませんし、また顧問にもなったことはございません。明確にそこは申し上げておきたいと思います」
団体側は、山上容疑者の恨みと安倍元総理殺害に至るまでに大きな距離があり困惑しているとしていて、警察の捜査には全面的に協力していくとしています。
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