正月期間が明け、アメリカ軍嘉手納基地では戦闘機の飛行訓練が再開され、周辺地域は騒音などの基地被害が拡大しています。

嘉手納基地では、老朽化によるF-15戦闘機の退役に伴い、2022年11月から、県外や国外などの基地に所属する外来の戦闘機が暫定的に配備されています。
新年になり、4日から戦闘機が飛行する様子が確認されていて、5日午前9時半頃には、外来のF-15C戦闘機とF-35A戦闘機あわせて10機以上が次々と離陸しました。
戦闘機は滑走路上を低空で通過し急上昇や急旋回をする「ローアプローチ」を繰り返し、基地周辺の地域に大きな騒音を響かせていました。
嘉手納基地では外来戦闘機が暫定配備されるようになった2022年11月以降、騒音被害が拡大していて、嘉手納町議会はたびたび抗議決議を採択し、基地負担の軽減を求めています。
