書の達人としても知られる、弘法大師・空海が生まれた総本山善通寺で筆供養が執り行われました。

善通寺の金堂脇にある筆塚で毎年、正月に行われる筆供養です。

50年前に始まった小・中学生の書道展に合わせた行事です。

僧侶が読経をあげる中、筆塚の前で焼香し、使ってきた筆を火の中に投げ入れます。中には、親子三代で参加した家族もありました。

(書道教室の先生)「動物の毛をいただいて、それを使わせていただいた上でのお稽古なので、その子たちがちゃんと、天に上がっていけるように。」

参加した人たちは自らの書の上達も祈りながら手を合わせていました。