例年、正月休みの時期に成人式を行う離島などでは4日、二十歳を祝う式典が開かれ、このうち石垣市では400人余りが出席し、あらためて大人の仲間入りを祝いました。

石垣市では、おととしから成人年齢が18歳に引き下げられたことにともない、これまでの成人式から「二十歳を祝う式典」と名称を変えて式典を開催しています。
式典では、中山市長が「1日1日を大切にし、豊かな人生を送ることができますよう祈念します」と激励すると、語学留学で海外に住んでいるという大江隆心さんが二十歳を代表して挨拶し、「20年間多くの人々に支えられ成長してこられました。今ここに居るのは両親や仲間のおかげです」と感謝の言葉を述べました。
式典の参加者
「黙々と何事もこなせるよになりたいですね、あんまり出来てないけど」
「全然実感がなくて、私は将来保育士を目指している。子どもや保護者にも信頼されるような保育士になりたいです」
「地域に貢献できる大人になりたいし、人から頼られる大人になりたいです」

式典終了後は、二十歳を迎えた人たちが自ら企画したステージで地元の舞踊などが披露され、式典に華を添えました。