きのう、羽田空港の滑走路で日本航空機と海上保安庁の航空機が衝突した事故で、日航機内の連絡システムが使えなくなっていたことが分かりました。

日本航空によりますと、衝突直後、機内の後ろの部分で、機内アナウンスや乗務員同士の連絡ができない状況になったということです。そのため、後方の客室乗務員は非常口を開放するかどうかなどの確認をパイロットとできないまま、自らの判断で非常口を開放し、乗客を脱出させたということです。

また、乗客への連絡は主に拡声器を使ったということです。

機内連絡システムが使えなくなった原因について日本航空は「現状は不明」としています。