きのう、石川県で最大震度7を観測した能登半島地震から一夜明け、徐々に被害の全容が明らかになってきました。これまでに石川県内で13人の死亡が確認されているほか、14件の閉じ込めが確認されています。
きのう午後4時10分頃に発生し、石川県志賀町で最大震度7を観測した能登半島地震。警察庁などによりますと、これまでに石川県輪島市で8人、七尾市で3人、羽咋市、志賀町でそれぞれ1人のあわせて13人の死亡が確認されています。
一方、石川県によりますと、県内で14件の閉じ込めが確認されています。珠洲市では、消防などの救助が追いついておらず、道路が寸断されているため、警察官が現場にたどり着けていないということです。
きのう、輪島市では最大1.2メートル以上の津波が確認されていて、珠洲市宝立町では、津波によって一帯にある家屋が倒壊したとみられる地区があります。
さらに、輪島市と珠洲市を結ぶ日本海沿いにある国道249号では至るところで大規模な土砂崩れが起き、道路が完全に寸断されています。
一方、気象庁は午前10時に、日本海沿岸に発表していた津波注意報を全て解除しました。気象庁は、揺れの強かった地域では、今後およそ1週間は最大震度7程度の激しい揺れを伴う地震に注意するよう呼びかけています。
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