気象庁は、きのう午後11時3分ごろに発生した地震で、最大震度を7から3に訂正したことについて会見を開き、「ご迷惑をおかけして誠に申し訳ない」と謝罪しました。

誤って発表した情報は、きのう午後4時10分に発生した地震について、その直後に発表した震度速報と同じ内容だったということです。

最大震度7の情報を発表したにもかかわらず、震度7に相当する地震の観測データがなかったことから、震度速報の誤りが発覚したということです。

原因については「調査中」としたうえで、「なぜ情報が発表されたかについては今のところ全くつかめていない」としています。

震度速報は発表前に15秒程度の猶予があり、情報を止められる可能性もあったということで、「おかしいと思えば止める作業をするのではないかと推測している」として、担当の職員のチェック態勢などについても調査を進めるとしています。