ロシアの侵攻を受けたウクライナから逃れ、鳥取の大学で研究を続ける女性が、このほど、研究の成果を発表しました。そして、いまなお侵攻が続く祖国への思いも語りました。
ウクライナで土壌などを研究する機関にいたユリア・メドベージェワさんは、2022年6月、戦火を逃れ来日し、鳥取環境大学で研究を続けています。
テーマは、ウクライナの都市部が農地に適しているかどうか。
このほど大学で研究成果を発表したメドベージェワさんは、第2の都市・ハルキウで侵攻前に採取した土の成分を調べた結果、カドミウムや銅などといった重金属や放射線汚染など、ほとんどの値が基準濃度を超えていなかったとし、農地利用は可能であると結論づけました。
祖国を離れおよそ1年半、メドベージェワさんは発表のあと、今の思いも語りました。
ユリア・メドベージェワさん「ウクライナで一番重要なのは人です。科学者や子どもたちなど、たくさんの人が海外に出てしまっている状況の中、戦争が終わったらその人達がウクライナに帰国して一緒に国を復活させることが大事です」
メドベージェワさんは、侵攻が終われば、その後の土壌も調査していきたいとしています。
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