■第100回東京箱根間往復大学駅伝競走・復路(3日 神奈川・芦ノ湖~ 東京・大手町 5区間、109.6キロ)
往路を大会新記録で制した青山学院大が、復路も6区から最後までトップでタスキをつなぎ、2年ぶり7度目の総合優勝を果たした。連覇を狙う王者・駒澤大を6分以上突き離し、総合タイム10時間41分25秒(速報値)の大会新記録をマークして完勝。さらに復路優勝も手にし、歴代3位タイとなる5度目の完全優勝を飾った。
復路は全選手が“箱根デビュー”となったが一度も首位の座を譲らず。これまでの青学大が第98回(2022年)に記録した現コースでの最高タイム(10時間43分42秒)を2分17秒塗り替え、再び頂点に立った。
6区の“山下り”では野村昭夢(3年)が区間2位の走りで駒澤との差をさらに広げると、7区では当日変更の山内健登(4年)も好走。さらに8区の塩出翔太(2年)は、歴代3位の区間賞で駒澤と5分33秒差に。9区の倉本玄太(4年)も区間賞の快走をみせ、最後はアンカー10区の宇田川瞬矢(2年)が初出場ながら区間記録に迫る走りでフィニッシュ。史上初の2年連続“学生駅伝3冠”を目指した駒澤は、6分35秒の差をつけられ今大会は2位で終えた。
青学は復路5時間23分12秒(速報値)で2年前の5時間21分36秒には及ばなかったが、往路と総合タイムで新記録をマーク。91回大会(2015年)で初優勝に輝いた青学大は第100回の記念大会を制し、この10年で7度の総合Vを達成した。
【第100回箱根駅伝・総合順位】
優勝:青山学院大
2位: 駒澤大
3位: 城西大
4位: 東洋大
5位: 国学院大
6位: 法政大
7位: 早稲田大
8位: 創価大
9位: 帝京大
10位:大東文化大
***シード権******
11位: 東海大
12位: 国士舘大
13位: 中央大
14位: 立教大
15位: 日本大
16位:日本体育大
17位: 順天堂大
18位: 駿河台大
19位:中央学院大
20位: 明治大
21位: 神奈川大
22位:東京農業大
23位:山梨学院大














