関係者によると、今回メールを送ったのは救命救急センター長の医師。
この医師は、「東部地区メディカルコントロール協議会」の委員も務めていますが、協議会が開かれた26日、事務局の消防局へ、「委員を辞退する」とのメールが届いたということです。
理由は書かれておらず、協議会に出席した廣岡院長も「辞退すると伺っている」と述べるのみで、詳しい説明はなかったということです。
この事態に消防局は、「委員の辞退は初めてのこと。病院として正式な判断か問い合わせたところ、『病院の判断ではなく個人の一方的な辞退』との回答があった。3次救急医療機関の県立中央病院から委員が出ないと困るので、新しい委員を選任してもらうよう伝えている」とコメント。
「本人が個人的に出したメールで色んな機関を巻き込んだ騒動になっているので、ただ辞退ということで幕引きを図るのは、皆さん納得しないと思う」としています。