国内有数のもち米の産地、岩手県矢巾町の役場に28日、大きな鏡餅が供えられました。

鏡餅はJAいわて中央・もち米生産部会がもち米「ヒメノモチ」の産地をPRしようと毎年矢巾町に贈っているもので、今年で24回目です。
ヒメノモチ2升が使われていて大きさは直径30センチ、高さは25センチあります。
28日は町内9つの保育園とこども園にも矢巾町産のヒメノモチを原料とした切り餅が贈られました。もちを食べる文化の継承と食育の一環として合わせて160袋が用意され、煙山保育園の年長の園児18人が受け取りました。

(園児)
「もりもり食べて元気な子になります」
(JAいわて中央もち米生産部会 佐々木隆則 矢巾支部長)
「矢巾町の生産者が丹精込めて作ったヒメノモチをみんなでお正月に元気に食べてほしい」

鏡餅は役場1階のホールなどに飾られた後、来年1月11日の鏡開きで園児の給食に切り餅と一緒に振る舞われます。