野上さんと中継がつながっています。

スタジオから質問:
野上さん、4回目の当選おめでとうございます。まずは2日前に安倍元総理が銃撃され亡くなりました。異例の選挙戦となりましたが、今の率直な気持ちをお願いします。

野上氏:
安倍元総理が銃弾に倒れ命を落としました。本当に悔しいですし、残念でなりません。心からご冥福をお祈り申し上げたいと思っております。

しかし、暴力に屈することがあってはならない。断固たる決意で選挙戦を続け、最後まで訴えてまいりました。これは安倍元総理の思いでもあったと思います。安倍元総理の思いをしっかりと引き継ぎながら、全力でがんばってまいりたいと思っています。

質問:
今回の銃撃事件は、選挙戦にはどのように影響しましたか。

野上氏:
はい、選挙戦を中断したほうがいいのではないか、との議論もありましたが、民主主義の根幹なので、しっかり続けようということで最終的な(続けるという)結論が出たのであります。選挙戦を通じて言論が暴力に封殺されることがあってはならない、ということをしっかりと訴えることができたと思っています。

質問:
そして最終日ですが、どんな思いで選挙活動を続けましたか。

野上氏:
最終日は、安倍元総理との様々な出来事を頭からひとときも離れることがありませんでしたし、そういう思いの中で選挙戦を戦いました。

質問:
街頭演説では、安倍さんの遺志を引き継いでがんばっていきたいとの言葉がありました。あの言葉の真意はどんなものなのでしょうか。

野上氏:
安倍元総理は日本を守りぬくとの強い信念で、命がけで政治に取り組んでいたと思います。私自身、内閣官房副長官などを務めながら、そばで補佐しながら、ひしひしと感じた思いであります。この思いをしっかりと引き継いでまいりたいということであります。

質問:
安倍元総理を弔問されたとのことですが、どんな言葉をかけられましたか。

野上氏:
きょう、上京して弔問させていただきました。様々な思いがこみ上げてきて、涙がとまりませんでした。心からの感謝の思いを伝えましたけども、それ以上は言葉になりませんでした。

質問:
3期目では、農林水案大臣を経験されましたが、次の4期目への抱負をお願いします。

野上氏:
3期18年にわたって県民のみなさまにあたたかく、政治家として育てていただいた。それによって得ることができた経験を生かしながら、国内外の新型コロナやウクライナ情勢を経験した時代の大きな転換期に、国内外で様々な重要な課題がありますので正面から取り組んでまいりたいと思っております。

スタジオ:
ありがとうございました。