大分県内有数のそばの産地、中津市の道の駅で27日から大晦日に向けた年越しそば作りが始まりました。

中津市本耶馬渓町にある道の駅「耶馬トピア」では、地元でとれたそば粉をつかって毎年この時期から大晦日に向けた年越しそばを打ちます。

新年の開運を祈って神事が行われたあと、特産品について学んでもらおうと地元の高校生5人も参加しそば作りを体験しました。生徒は従業員と一緒にそば粉を手でこねて薄く延ばし包丁で丁寧に切り揃えていきました。

中津市では本耶馬渓町を中心に3つの町のおよそ60ヘクタールでそばを栽培しています。今年は台風の影響が少なかったことなどから去年の3倍のおよそ30トンの秋そばが収穫されたということです。

(道の駅耶馬トピア・高橋和美支配人)「開運そばということでわたしどもやっておりますので、皆さんこのそばを食べて頂いて来年が素晴らしい良い年であることを願っております」

年越しそばは大晦日にかけて9000食分が作られ、道の駅や近くのスーパーで販売されます。