ことしもあと残り5日です。大みそかに健康と長寿を願う「年越しそば」の生産がピークを迎えています。

「細く長く」にかけて来る年の健康と長寿を祈る年越しそば。魚津市の石川製麺では27日午前0時から年越しそばの製造ラインを24時間体制に切り替え、従業員総出で作業にあたっています。

工場では31日までの7日間で通常月の10倍となる50万食を製造。「地元産を味わってほしい」という思いから、南砺市産のそば粉の麺を魚津市の伏流水でしめて、コシのある県産そばに仕上げています。

また、食べた人の健康と幸せを願って魚津神社で祈願をしたそば粉を使っているということで、担当者は「おいしいそばを食べて1年の災いを断ち切り幸せな新年を迎えてほしい」と話していました。

そばは富山県内外のスーパーなどに出荷されます。