自民党の派閥が政治資金パーティーの収入の一部を裏金化したとされる問題について、26日、山口県の村岡知事は「大変遺憾」と会見で述べました。



今年最後の定例会見で村岡知事は自民党の政治資金パーティーの問題について言及しました。

村岡嗣政 知事
「政治資金について、国民の多くの方々から大変強い疑念を持たれているということ、この状況は大変遺憾なものであるという風に思います」

自民党でしっかり対応するべきものとし、「信頼回復に向けて事実関係の確認、再発防止に取り組んでほしいと強く思う」と述べました。

また、上関町で調査が進められている中間貯蔵施設について、原子力発電所も併せてというのは大きな負担になるとし、今後具体的な計画が出される段階で中国電力にしっかりと考え方を確認したいとしました。

そして、2001年、当時の知事が国に示した「使用済核燃料を長期にわたって貯蔵管理するのは、望ましくない」という考えを踏襲すると述べました。