2023年の相撲界に旋風を巻き起こした2人の力士。平幕ながら、秋場所、さらに九州場所と2場所続けて千秋楽まで優勝争いを演じた“大器”熱海富士(21)、そして、“伝家の宝刀”肩透かしを武器に、場所を盛り上げた“業師”翠富士(27)。ここ10年で2人の横綱を輩出し、“日本一の稽古量”として知られる伊勢ケ濱部屋でしのぎを削る2人は、同じ静岡県出身、さらに高校相撲部の先輩・後輩の間柄です。
2024年1月14日に初日を迎える初場所では、熱海富士が自己最高位となる西前頭筆頭、翠富士も東前頭2枚目へと番付をあげ、ともに三役昇進が射程圏に入りました。さらなる飛躍が期待される2人が目指すものとは。














