盛岡市内の教育・保育施設で感染性胃腸炎が集団発生し、園児16人が下痢や嘔吐の症状を訴えました。今年度岩手県内で起きた感染性胃腸炎の集団発生は26件(うち盛岡市15件)です。去年の同じ時期は35件でした。

盛岡市保健所によりますと、盛岡市の教育・保育施設で12月13日から20日にかけて園児16人が下痢や嘔吐の症状を訴えました。重症者はなく全員回復もしくは回復傾向にあるということです。
感染経路を調べたところ、排せつ後と排せつ物の処理後の手洗いに一部不十分な点があったとして、この施設に対して再度手洗いの徹底と消毒方法の確認を行い、二次感染予防対策について指導を行ったということです。