新潟県教育委員会は26日、来年度に実施される「令和7年度(2025年度)新潟県公立学校教員採用試選考検査」について、小学校教諭の採用選考検査は従来の7月に加え、6月にも実施すると発表しました。小学校教諭のなり手不足が背景にあるということです。
新潟県教育委員会によりますと、令和7年度(2025年度)の新潟県公立学校教員採用選考検査の第1次検査は来年7月7日にすべての種別で実施予定ですが、小学校教諭のみ6月16日にも試験を実施するということです。小学校教諭の志望者は試験を受けるチャンスが2回あることになります。
小学校教諭の採用倍率は、2021年度は2.6倍だったのに対し2023年度は1.7倍となっていて、県教育委員会は多くの人に受検してもらい優秀な人材を確保したいとしています。また特別選考として“大学3年時受検”を実施し、採用枠を別途設ける方針です。
新潟県教育委員会によりますと、採用枠などの詳細は来年4月に発表する「募集要項」に掲載するとしています。