空港アクセスの改善のため導入が予定されているホーバークラフトは年度内の就航を断念し、来年秋までの開業を目指すことになりました。

(大分第一ホーバードライブ・小田典史社長)「今の状況で県民の理解を得ながら年度内運航は少しまだ難しい」

ホーバークラフトの運航会社は26日の会見で安全運航を最優先とするため、目標としていた年度内の開業を断念し来年秋までの就航を目指すと発表しました。

11月1番船が訓練初日に事故を起こしたことで、操縦士の海上での訓練が実施できていないことなどから、操縦士全員の訓練が完了するのは来年夏以降になると判断したためです。

運航会社は来年2月下旬を目途に海上訓練を開始し、事故を起こした陸上での走行訓練にも力を入れるとしています。訓練が順調に進めば秋の予定を前倒して時間や便数を限った部分的な運航も検討する方針です。