大規模なザリガニ釣り大会を開催して池の浄化に取り組んだ盛岡市内の小中学生でつくる団体が環境保全活動のプレゼン動画コンクールで入賞し、26日、市長に受賞を報告しました。
盛岡市の内舘茂市長の元を訪れたのは、岩手大学教育学部附属中学校と小学校の子どもたちでつくる「グリーン・スマイル☆キッズ」のメンバー8人です。
子どもたちは盛岡城跡公園の池でトンボの減少や悪臭などが問題となっていることから、原因である外来種のアメリカザリガニを駆除しようと、おととしから年1回、ザリガニ釣り大会を開催してきました。
3回目の今年は315匹を駆除し、さらにザリガニを花壇の肥料に加工することで命の循環に繋げたということです。
この取り組みが、守りたい環境や創りたい未来について発表するためのプレゼン動画コンクール、「グリーン ブルー エデュケーション フォーラム
(GBEF)コンクール」で、審査員特別賞の「長谷川ミラ賞」を受賞しました。
内舘市長は「人と人とのつながりを大事にして、これからも活動を続けてください」と激励しました。

ザリガニ釣り大会は来年も継続して行われます。